今年もクリスマスがやってきますね。皆様は毎年どのように過ごされていますか。きれいなイルミネーションを見に行ったり、おしゃれなレストランで食事をされたりと様々な過ごし方があると思います。そんなクリスマスですが実は日本と海外では過ごし方に大きな違いがあります。今回は海外のクリスマスの過ごし方についてご紹介したいと思います。
■そもそもクリスマスとはクリスマスの起源は諸説あり、2世紀~4世紀頃といわれており、古代ローマで冬至の日に行われていた「太陽神の誕生祭」や「農耕神への収穫祭」が、イエス・キリストの生誕祭と結びついたという説が有力です。
当時のローマでは、太陽を神と崇めるミトラス教が大きな勢力でした。ミトラス教では、秋から冬にかけて日照時間が短くなると死が近付くと恐れられましたが、冬至を境に日が長くなると「太陽の復活」として「光の祭り」が催されました。そのお祝いが、12月25日のキリストの生誕祭と結びつき、私たちのよく知るクリスマスのもとになったと言われています。
日本では宣教師のフランシスコ・ザビエルらが、山口県で降誕祭を行ったのがクリスマスの始まりとされています。
■海外のクリスマスの過ごし方
海外では多種多様で宗教も様々ではありますが、11月からクリスマス準備が始まりクリスマスマーケットが開催され、多くの人々が足を運ぶため、街は活気にあふれます。
また、クリスマスの飾りつけをする新鮮な「もみの木」を家族で買いにいく様子はクリスマスならでは風景です。しかし、クリスマス当日になると街は一変、ほとんどのお店が閉まり、仕事や学校なども休みのため粛然な街へと変わり、多くの人が教会でのクリスマスミサに出向いて祈りを捧げたり、家族と家でゆっくり過ごします。そして、子供たちはクリスマスプレゼントをサンタさんからだけではなく、家族や親戚、友人からとたくさん貰います。
一方、日本ではクリスマス当日もお店は営業しており、街全体がより賑やかとなり、家族よりも大切な人や親しい仲間とパーティを開いて過ごすのが一般的。クリスマス当日よりクリスマスイブのほうが重要視されているようです。また、子供たちにとってはサンタさんにお願いしたプレゼントをもらえる特別な日。1年で最もわくわくする日ですね。
こうしてみると、海外と日本ではクリスマスの過ごし方がだいぶ異なりますね。
今年のクリスマスにはお花をプレゼントして、家族やお友達と過ごす時間を華やかに演出してあげるのも素敵な贈り物になるかもしれませんね。
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>>海外のクリスマスの挨拶について