ペットが安心して過ごすために注意すること

ペットが安心して過ごすために注意すること
人間にとっては安全なものが、ペットには危険というものがいくつもあるのをご存知でしょうか?実は身近にあるお花や植物の中には動物にとって危険なものが数多くあるため、ペットがいるご家庭は注意が必要です。

今回は、ペットと暮していても安全に植物を飾ってもらい、またはプレゼントとして贈ってもらうための安全対策、安全なお花、危険なお花についてご紹介いたします。

■ペットがいる部屋にお花を飾るときの安全対策

ペットの中には好奇心旺盛で何でも口にしてしまうという子もいます。そんな時はできるだけ食べさせないように対策をすることが大切。どんな対策ができるか提案できることを考えてみましたので、参考にしてもらえればと思います。

1.ペットがよく出入りする部屋には置かない
いつも過ごしている部屋に危険な植物を置いていると食べてしまうリスクが高くなります。できるだけ、食べてしまうリスクを減らせるように工夫することが大事です。

2.ペットが食べても大丈夫な植物だけを飾る
安全な植物しか置かないことで危険なリスクを減らすことができます。

3.ペットカメラを置いて危険な行動をしていないか監視する
人がいない間、ケージではなく自由に部屋で放している場合、危険な行動をしてしまう可能性は高くなります。そのため、ペットカメラを設置し、普段からペットが悪さをしていないか監視しておくのも有効な手段になると思います。

■ペットがいるお家にプレゼントとしてお花を贈る時

ペットがいるお家にお花を贈る場合はできるだけ、ペットに安心なお花を選んで指定してお花を贈ると安心かと思います。

■ペットにも安全と言われている植物の種類

・バラ
・ガーベラ
・蘭
・カモミール
・ローズマリー
・ローズヒップ
・オレガノ
・シソ
・バジル
・タイム
・ラベンダー

■ペットが食べてしまうと危険な植物の種類と症状について

【街中でよく見かけるお花編】

危険な植物① アジサイ
万が一犬が食べてしまうと「ふらつき」、「興奮」、「過呼吸」、「嘔吐」、「痙攣」などの中毒症状が起きることがある。

危険な植物② ツツジ
葉や花に毒性があり、口にしてしまうと「嘔吐」、「下痢」、「痙攣」、「昏睡」などの症状が現れることがある。

危険な植物③ 桜 
種子や果肉、葉、樹皮に含まれる成分が体内に入ると「粘膜の充血」、「呼吸促迫」、「頻脈」、「嘔吐」、「痙攣」などの症状が現れる場合がある。

危険な植物④ ニチニチソウ
口にするとしびれや嘔吐下痢などの症状を起こし中毒になる危険性がある。

【切り花編】


危険な植物④ ユリ (ユリ科)
ユリ科の植物は全て危険。ユリが生けられていたお水や花粉も注意が必要です。
犬にとって危険な食べ物として有名な玉ねぎも実はユリ科。

危険な植物⑤ チューリップ(ユリ科)
こちらも全てが危険。「めまい」、「下痢」、「嘔吐」、「血便」などさまざまな症状が引き起こされます。

危険な植物⑥ カーネーション
どの部位も危険で、「皮膚炎」、「胃腸障害」などを起こす可能性があります。

危険な植物⑦ 菊
「下痢」、「嘔吐」、「肝機能障害」、「皮膚炎」を起こす可能性があります。

【観葉植物編】


危険な植物⑧ アイビー
「下痢」、「嘔吐」などが引き起こされます。

危険な植物⑨ ポトス
「口内炎」、「皮膚炎」などの症状が引き起こされます。

危険な植物⑩ ドラセナ
「嘔吐」、「下痢」などの症状が引き起こされます。

【人間には良いとされているがペットには危険な植物】


危険な植物⑪ アボカド
アボカドに含まれる成分が中毒を起こす可能性があり、最悪の場合、命に関わることも。

危険な植物⑫ アロエ
「嘔吐」、「下痢」、「血尿」などの影響を及ぼす。

■まとめ

ペットにとって危険な植物は意外と身近に存在しています。
上記で紹介したお花や植物以外にもまだまだ沢山危険なものはありますので、まずは普段買ったり、飾っているお花や植物が自分が飼っているペットにとって危険はないかを知り、もし危険な場合はペットが触れないように工夫や対策をしてもらい、これからもお花や植物がある素敵な生活を過ごしてもらえると嬉しいです♪

※万が一、口にしてしまった!場合は、様子を見るのではなく、ただちに獣医師に相談してください。
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この記事を書いた人

株式会社イーフローラ