もうすぐクリスマス。12月に入ると街中がライトアップされ、クリスマスのムードで華やぎますね。クリスマスの挨拶「Merry Christmas(メリークリスマス)」もよく交わされるようになります。
ポピュラーなこのクリスマスの挨拶ですが、同じ英語圏でも他の表現をするところもあります。今回はそんなクリスマスの挨拶についてご紹介させていただきます。
クリスマスの挨拶は、イエス・キリストの降誕祭にキリストが生まれてきたことをお祝いするための言葉です。「Merry(陽気な、お祭り気分の)」と「キリスト(Christ)」と「礼拝(mass)」を合わせて、「Merry Christmas(メリークリスマス)」となります。
イギリスでは、一般的に「メリークリスマス」が使われていますが、その他にも「Happy Christmas(ハッピークリスマス)」という表現もよく使われるそうです。これは、英連邦のカナダ、オーストラリアも同じです。
一方、近年のアメリカでは、多宗教・多文化国家ということもあり、
キリスト教以外を信仰する人々も多いため、宗教を気にせずに交わせる挨拶として「Happy Holidays(ハッピーホリデー)」が使われるようになってきています。その時期には他の宗教のお祭りもあるため「Holidays」と複数形になっています。
また、メッセージカードで季節の挨拶をする際には、「Season’s Greetings(シーズンズグリーティング)」という表現もあります。クリスマスから年末にかけての挨拶として、文化や宗教に関係なく使うことができます。
多様性を重んじる世の中になった今、「Merry Christmas」に加えて「Happy Holidays」、「Season’s Greetings」もぜひ年末のご挨拶に活用してみてはいかがでしょうか。
■メッセージカードに使えるクリスマスの挨拶 例文集
・Happy Holidays! May you have a wonderful holiday season!
(ハッピーホリデー!素晴らしい休暇が過ごせますように!)
・Happy Holidays! And best wishes for 2022.
(ハッピーホリデー!そして、2022年が最高な年になりますように!)
・May 2022 brings you and your family much peace, love and joy.
(2022年があなたとあなたの家族に安らぎと愛と喜びをもたらしますように。)
・Season’s greetings and best wishes for the New Year.
(季節のご挨拶と新年がたくさんの幸せが訪れる年になりますように。)