「国際女性デー」は女性の権利と政治的、経済的分野への参加に対する支援を盛り立てていくきっかけとして、国連が1975年に制定した記念日です。海外ではこの日が祝日となっている国もあります。
今回は国際女性デーの起源やそのシンボルカラーついてご紹介したいと思います。
国際女性デーの起源について
1910年にはコペンハーゲンで行われた会議で17ヶ国の女性が女性の権利を訴え、国際的な「女性の日」が設立されました。
その後、1975年に国連は3月8日を「国際女性デー」として制定。
現在では、女性に日頃の感謝を伝え、贈り物を贈る特別な日となっています。
国際女性デーのシンボルは「ミモザ」
国際女性デーのシンボルが「ミモザ」となったきっかけは、イタリアにあります。イタリアでは、世界で沸き起こり始めた女性の権利を訴える運動と連動し、1922年に初めて国際女性デーが祝われ、その後1944年の3月8日には、男性が母や妻、同僚の方に日頃の感謝を伝える「FESTA DELLA DONNA(フェスタデラドンナ)=女性の日」が発足しました。その際、ちょうど開花時期が2~3月であるミモザの花を贈るようになったため、国際女性デーをイタリアでは「ミモザの日」と呼ぶようになりました。
今ではこの「ミモザの日」がきっかけとなり、「国際女性デー」のシンボルカラーがミモザと同じ黄色となり世界中に浸透していったそうです。
いかがでしたか?
日本でも段々と浸透してきている「国際女性デー」。
近年では、世界各国が国際社会共通の目標である持続可能な開発目標(SDGs)の取り組みの1つである「ジェンダー平等を実現しよう」に積極的な取り組みを行なっています。
ぜひ3月8日に女性の社会貢献を称え、「幸せの黄色いお花」を贈ってみてはいかがでしょうか。