2月14日はバレンタインデー。
日本では「主に女性が好きな人に愛を告白する日」とされていますが、海外では「男女問わず愛や感謝を伝え合う日」とされており、世界で最も愛に溢れるロマンティックな日です。
今回は、そんなバレンタインデーの花贈りにまつわる豆知識をご紹介いたします。
◆バレンタインデーの起源
バレンタインデーの起源になったとされている最も有力な説によると、古代ローマ帝国時代、時の皇帝クラウディウス2世が、戦争の絶えない統治下において士気が下がるという理由から兵士たちの結婚を禁じました。
しかし、キリスト教司祭の聖ウァレンティヌス(バレンタイン)は、そんな規律に反し、兵士たちのために結婚式を行っておりました。そのことがクラウディウス2世に露見し、幾度も結婚禁止命令が出されましたが、聖ウァレンティヌスは従わず、そのために処刑されてしまったのです。
その後、聖ウァレンティヌスは愛の大切さを守り抜いた司祭として語り継がれるようになりました。そして、キリスト教が広まるにつれて聖ウァレンティヌスの殉教日にあたる2月14日が記憶日とされ、転じて恋人たちの日「バレンタインデー」となりました。
◆バレンタインデーに贈るおすすめのお花
バレンタインデーは1年で最もバラが売れる日と言われるほど、赤バラを贈ることが一般的です。特に赤バラ12本の花束「ダズンローズ」が人気です。世界中の多くのお花屋さんが赤バラで埋め尽くされ、バレンタインデー当日には赤バラを買い求める人が店頭に列を作ることもあるそう。それだけ赤バラはバレンタインデーには大切なお花なのです。
◆赤バラ12本の花言葉について
赤バラ12本の花言葉は「私の奥さん(恋人)になってください」です。
12本のバラそれぞれには「永遠、真実、栄光、感謝、努力、情熱、希望、尊敬、幸福、信頼、誠実、愛情」といった意味が込められており、この全てを誓うという想いが込められています。
日本では「チョコレートを贈って愛を伝える日」として定着していますが、海外では「感謝とともに花を贈る日」です。
今年のバレンタインデーは、海外にいらっしゃる大切な方へお花をプレゼントしてはいかがでしょうか。