クリスマスにまつわる花や植物

クリスマスにまつわる花や植物

もうすぐ12月。寒くなり、冬らしくなってきましたね。街中ではイルミネーションやクリスマスの飾りつけなど、クリスマスに向けた準備が始まっています

今回はクリスマスの時期に飾られている花や常緑樹についてご紹介します🎄

ポインセチア

欧米では「クリスマスフラワー」と呼ばれており、赤と緑で置くだけで一気にクリスマスっぽくなりますよね。

ポインセチアは苞が赤、葉が緑、樹液が白のクリスマスカラーの3色を持ち合わせており、赤は「キリストの流した血・および神の愛」緑は「冬でも繁る常緑樹から転じて永遠の命・愛」白は「純潔」の意味を表しています。

また花の姿がイエス・キリストが生誕した地で輝いていたとされるクリスマスの星 「ベツレヘムの星」の形を想像させることで、ポインセチアがクリスマスを代表する花になりました。

クリスマスツリー

もみの木のような「常緑樹」は冬でも枯れずに緑色の葉や実をつける事から、昔から常緑樹は「生命力」「永遠の命」など縁起物として、厳しい冬を越すためにシンボルとして飾られてきました。
クリスマスツリーとして定番のもみの木は、海外の伝統的な家庭だと毎年森に行き、もみの木を切って持ち帰り、クリスマスのデコレーションをします。

また、もみの木の枝でリースも作成できます。ワイヤー等で作った土台にボンドで枝を付けて、形を整え、リボンやデコレーションを装飾すると、リースが出来上がります。


リース


リースは古代ローマの時代に花や葉で作られた装飾用の輪を起源としています。お祝いやお祭りで冠として身に付けられ、「豊穣」や「繁栄」の象徴的存在となりました。

魔除けの効果もあるとされ、冬至や新年のお祝いにも使用されるようになり、玄関やリビングの壁に飾られるようになりました。

最近ではキャンドルリースやセンターピースというスタイルも人気で、リースの真ん中にキャンドルを置いてダイニングテーブルやリビングに飾ることで、クリスマスを演出してくれます。



ヤドリギ



ヤドリギとは、他の木に寄生して育つ植物です。冬になると葉を落とす樹木に寄生することが多いため、ヤドリギだけは緑の葉を付け続け、実までつけるため、北欧では、「再生」や「永遠の命」のシンボルを表してきました。

元々クリスマスに飾るのも寒い冬を無事に過ごせるように、また来年も健康に過ごせるように、と願いが込められています。ポインセチアやリースは近所のお花屋さんでもお手軽に手に入りますので、飾ってみてはいかがでしょうか。

 

この記事を書いた人

株式会社イーフローラ